昨晩は、わくわく基金中間報告会でした。
この基金は「認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ」さんのむすびえ基金の助成をもとに当法人として助成事業「わくわく基金を創設」。高槻市内18中学校区において、5つのモデル地域生み出し、小地域(小学校区、中学校区)におけるネットワーク構築を進めていくために創設した事業です。
これは、おなじくむすびえさんから2021年度~2023年度にかけて助成をいただいたむすびえ休眠預金事業「居場所の包括連携によるモデル地域づくりプロジェクト」を通して、市域全域にネットワーク化が進んでいくことと同時に医療関係の方からのご相談から桜台エリアに入らせていただいたことをきっかけに、小学校区で医療・学校・NPO・コミュニティセンター・市民団体・企業等の小地域のネットワークが生まれてきました。その中で、このような小地域における包括支援のネットワークが生まれていくことの実践的、社会的意義を感じ、それを市域全域に広げようと着想した事業です。
昨日は、わくわく基金に採択させていただいた5団体 ①NPO法人三島子ども文化ステーション(北エリア)、②NPO法人みらい咲かそ(桜台エリア)、③NPO法人ファミカ(春日エリアほか)、④キヨサキあーちゃん食堂(七中エリア)、⑤できたよできたお弁当の会 (六中エリア)のみなさんと中間報告会。
各団体さんがそれぞれの校区を単位にネットワークをキーマンとなって生み出され、ネットワーク会議の運営や多機関と連携したイベントの開催、小地域の居場所マップやHP作成、新たな機関との連携構築など6か月間で数多くのチャレンジをしていただいていることをお聴きさせていただきました。
法人単体としてできることは小さくともこうして、多様な方々の力をお借りすることで高槻市域全域に重層的なネットワークが生まれていくことが大切だと感じます。当法人としてはこのひな形を全国にもどんどん発信していきたいと考えています。
11月末には、実践報告会を行う予定です。
5団体の皆さん、ありがとうございました。