8月9日(土)、認定NPO法人全国子ども食堂支援センターむすびえの紹介で訪日中の韓国子ども食堂団体のみなさん11名が富田NikoNikoひろばを訪問されました。
訪問いただいたのはソウル市孔陵青少年文化情報センター長、釜山総合社会福祉館でそれぞれ子ども食堂を運営されているみなさん。むすびえからも三島理恵理事長ら二人も同行されました。
食堂の黒板には大学生スタッフの手で、「歓迎」のハングル文字も書かれで訪日団を歓迎。
韓国訪日団のみなさんはNikoNikoひろばでの子ども食堂を実際に見ながら子どもたちが作ったお好み焼きで一緒に食事。子どもたちが秋に仕込んで手作りみそも初めてみそ汁として蔵出しふるまわれました。
その後、タウンスペースWAKWAKの事業紹介を岡本工介業務執行理事兼事務局長から行い、通訳を介しながら韓国訪日団のみなさんと質疑交流。
韓国のみなさんからは、行政との関わりや居場所機能について熱心な質疑も交わされ交流会を終えました。
翌8月10日(日)は、認定NPO法人全国子ども食堂支援センターが主催する「日韓子ども食堂フォーラム」が関西万博会場で開催されました。
フォーラムは午後2時開会で認定NPO法人全国子ども食堂支援センターむすびえの三島理恵理事長と昨日富田NikoNikoひろばにも訪問いただいたソウル市孔陵青少年文化情報センター長/イ・スンフンさん、釜山総合社会福祉館館長/チョ・ユニョンさんの3人が登壇してのセッション。
「子ども食堂から考える社会の再興と未来」をテーマに、韓国の子ども食堂・活動をスライド・動画を交え紹介。
二部に分かれてのトークセッションでは「子ども食堂が持つ意義」を中心にそれぞれ通訳を交えながら議論。
社会的孤立が進行する中で単なる食事提供にとどまらず、子どもたちが社会とつながる場、子どもたちがけがえのない存在として認められる場というのが共通して強調されました。
トークセッションでは昨日訪問の富田NikoNikoひろばにも言及いただき、「子どもたちが主体的にかかわった運営が行われ、とても温かみを感じた」との言葉もいただきました。
アテンドいただいた認定NPO法人むすびえ理事長はじめ関係者のみなさん、ありがとうございました。