高槻市域子どもの居場所等運営団体向け 「わくわく基金」助成募集(2/19〆)

2024年1月27日

【はじめに】

一般社団法人タウンスペースWAKWAKでは、この度、認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえによる「むすびえ・こども食堂基金2023年度」の助成をもとに高槻市域の子ども食堂をはじめとする子どもの居場所等の運営団体を対象に助成募集をおこないます。

タウンスペースWAKWAKでは、「ひとりぼっちのいないまちをつくる」をキーワードに高槻市内において子どもから高齢者までの支援をつくるべく微力ながら事業を行ってきました。

2021年度、新型コロナ禍、全国で社会的に不利を抱える子どもや家庭がより一層の不利を抱える状況を目の当たりにする中、なにか自分たちにできることはないかと模索し、むすびえ休眠預金事業「居場所の包括連携によるモデル地域づくり(全国)等を受託。高槻市域全域を対象に「地域から広がる第三の居場所アクションネットワーク」を発足し、おかげさまで現在、子ども支援団体をはじめ市民団体、NPO、学校、企業、大学、個人など81団体のみなさまに参画いただいています。

その中で、「子どもたちのために、地域のために」と高槻市内各地でさまざまな取り組みをされている方々とつながらせていただき、また私たちもそのご活動に賛同し、また励まされてもきました。

私たちは市域全域でのネットワークの運営を継続して行いながらも次の方向性の一つとして、地域ごと(小学校区、中学校区)に子ども食堂等の運営団体、地縁組織(自治会など)、学校、企業、大学、行政等の連携が生み出され、子どもたちや家庭が見守られる体制をつくることが必要だと考えています。

当募集は、これらの動きに賛同いただける市内の子ども食堂等の運営団体のみなさまへ助成を行うことで、ともに誰も取りこぼさない地域をつくりたいと考えています。いずれも、資金的な支援のみならず、非資金的な支援もあわせて実施させていただく予定です。ぜひご応募、ご検討ください。

 

【目次】

1.助成概要
2.募集期間
3.応募方法・応募先
4.助成対象期間
5.助成対象団体
6.対象経費
7.助成決定等
8.選考基準
9.スケジュール
10.問い合わせ先
11
.ご注意

※ 応募に際しては、必ず本募集要項を末尾までお読みください。

 

1.助成概要 上限30万円5団体

高槻市内の各地域で活動を行うこども食堂をはじめとする子どもの居場所を行う運営団体の活動や事業を通じた地元の地縁組織(自治会など)、学校、企業、大学、行政等の連携を促進する助成です。
たとえば、子ども食堂や子どもの居場所の運営やフードパントリーの実施や地域ごとのネットワークづくり、連携したイベント開催等を想定しています。

 

【本助成事業の対象となる運営団体の活動】

  • 高槻市内の地域のこども食堂や子どもの居場所運営団体による居場所運営(食支援等)活動
  • 地域の様々な資源(地元の地縁組織(自治会など)、学校、企業、大学、行政、医療機関、お寺等が循環するためのハブとなりネットワークづくりを行う事業

上記を満たす活動を対象とします。

これらに加え以下の事業なども例として考えています。

・地域の諸団体が連携したイベントの企画や運営、実施をおこなう事業
・上記を実行するための団体の事務局体制、組織運営基盤を強化する事業(具体的には、パンフレットの作成、規定類作成、会計体制の整備等)

※ネットワークでの申請も可能ですが、申請は幹事団体が代表して行ってください。
※上限内で無理のない計画をたててください。
※採択となった場合も、地域やコロナの状況を鑑み、無理に事業・会合等を行う必要はありません。事情により開催が難しくなった場合は、事務局までご連絡ください。

*本助成事業は、団体の活動が助成後も持続的になることを目指しています。そのため、申請事業は、無理のない計画をたててください。
*採択団体数、助成額は、採択団体数の状況に応じて前後する場合があります。

 

2.募集期間

2024年2月5日(月)~2月19日(月)17:00必着

※募集説明会を以下の通り行います。説明会では当事業の趣旨説明およびご質問を受け付けします。ぜひご参加ください。

〇日時:2月8日(木)18時~19時 ZOOM

〇内容:当事業趣旨説明・質疑応答

〇お申込み:説明会へご参加いただく方は事前に以下のメールアドレスに2月6日(火)までにお

名前、所属団体、連絡先を記載のうえお申し込みください。

 

3.応募方法・応募先

「助成申請書」(以下HPよりダウンロード可能)に記載の上、添付書類を添えて以下のメールに送信してください。郵送による受付は行いませんのであらかじめご了承ください。

なお、法人格をお持ちの団体は、添付資料として①団体定款または規約、②団体役員名簿、③2022年度決算書、④2023年度予算書をPDFにてお送りください。

※「助成申請書」作成の際に書き方例もご参照ください。

〇メール:info@ts-wakwak.com

〇一般社団法人タウンスペースWAKWAK(担当:岡本・藤本)

 

4.助成対象期間

2024年4月1日~2024年10月30日(7ヶ月)
・経費精算に際しては、助成金を活用して支払いが生じた全てに領収書の提出が必要です。領収書の保管管理をお願いします。

 

5.助成対象団体

高槻市内で活動するこども食堂や子どもの居場所等運営団体(法人格の有無や活動年数は問いません)。

・助成金受領における誓約書を提出いただけること。

・助成金受領に対する領収書を提出いただけること。

・助成金の支出に関するレシートや領収書を保管し、必要に応じて提出いただけること。

・助成事業実績報告書を提出いただけること(助成事業がわかる画像等の添付含む)。

・非営利として運営されていること

・営利企業または宗教法人が実施するこども食堂や子どもの居場所等は、こども食堂や子どもの居場所等の運営が非営利として運営され、他の営利事業との経理区分が行われ、かつ、銀行口座の管理が営利/非営利事業とで別管理がされることを条件とし、こども食堂や子どもの居場所等運営団体名義で申請されること。

※採択後、条件に満たないことが確認された場合は採択を取り消しとさせていただく場合があります。

 

6. 対象経費

<助成対象費用と例>

食費(食材購入費、フードパントリーの購入費など)

消耗品費(弁当容器代、感染症対策用の衛生用品、事務用品など)

謝金(ボランティア謝金など)

交通費(食材等の運搬にかかる費用など)

印刷製本費(チラシ印刷など)

通信運搬費(郵送料等)

会場使用料

保険料(ボランティア保険等)

管理的経費(人件費や組織運営基盤を強化するための経費など。ただし総事業費の20%以内)

その他(事業に係る経費全般)

※その他については、使用目的の詳細を示してください。

<助成対象外>

水道光熱費

備品代(飲食店や法人での営業活動でも利用されることが予想される物品など)
そのほか、団体の運営にかかる費用

 

7. 助成決定ならびに事業実施の留意点

<助成決定について>

・助成決定は、応募団体または個人宛にメールで通知します。
・助成決定団体は「助成金受領における誓約書・口座情報」を提出していただきます。
・助成金の振り込みには団体名義の口座が必要です。
・助成金は、契約書を確認後、振り込みます。
・助成決定団体には、活動終了後1ヶ月以内に活動・精算報告書をご提出いただきます。
・活動報告内容は、各資金提供者からの照会に応じ共有することがあります。
・活動実態が確認できなかった場合は、助成決定を取り消し、助成金の返還を求める場合があります。
・助成事業活動報告会の開催を予定しております。活動の発表などご協力をお願いする場合があります。

※報告書の未提出、あるいは報告書の内容にて活動実態が確認できない場合は、助成を取り消すこともありますのでご留意ください。

<こども食堂・子どもの居場所等実施の際の留意点について>

・社会情勢や天災などにより、予定した開催が実施困難になった場合は安全第一に考え、実施時期の延期または中止を柔軟に検討してください。

・事業の実施に際して、対象期間中にチラシやホームページなどで告知、報告をする場合には「わくわく基金」の事業であることを明示してください。(助成団体にあらためて通知します。)

 

8. 選考基準

「ひとりぼっちのいないまちをつくる(社会的包摂の実現)」というWAKWAKのビジョンに照らし、以下の基準を総合的に判断し選考します。

・募集主旨との適合
・内容の正確さ
・地域ニーズへの適合
・実績
・実現可能性
・継続性
・公益性

※市内全域に活動が広がるよう活動エリアの調整等も行いながら助成対象とさせて頂く場合があります。

なお、選考過程や個別の審査内容に関するお問合せには一切応じかねますので、ご了承ください。

 

9. スケジュール

<公募スケジュール>
〇2024年2月5日(月)11:00 公募開始
〇2024年2月19日(金)15:00 公募申請締切

<採択スケジュール>
〇第1次 書類審査

〇第2次 事務局団体下見およびヒアリング

〇最終選考(学識者等による選定委員会決定)

それぞれの選考結果は随時メールにて各団体に通知、最終選考結果は3月中をめどに採択団体にメールで通知します。

<事業期間>
・2024年4月1日~2024年10月30日(7ヶ月)
※事業終了後、1か月以内に実績報告書の提出

 

10.みなさんと一緒に取り組みたいと思っていること

運営団体のみなさんに期待すること・一緒に取り組みたいと思っていること

 

その1 ご自身が活動されている団体や地域のみならず高槻市全域において誰も取りこぼさない地域を生み出すことや地域ごと(小学校区、中学校区)に様々な資源(地元の地縁組織(自治会など)、学校、企業、大学、行政等が循環したネットワークが生まれていくことを促進し、その実行、チャレンジを惜しまないこと。

その2 申請書作成や事務手続き、他団体との連携等を事業・組織の成長を促進するための「糧」として考え、前向きに取り組んでいくこと。

その3 WAKWAK(わくわく)をイコールパートナーと位置づけ、また、同じ組織内や運営団体同士で、困ったことを共有し、相互に学び・応援し合う姿勢であること。

 

それらをWAKWAK(わくわく)は全力で後押しできるよう、情報やネットワーク、支援の仲介、ネットワークづくりの支援をさせていただきます。

※以上のことを促進するためにもぜひ、「地域から広がる第三の居場所アクションネットワーク」へ参画ください。

 

11.問い合わせ/申請書送付先

一般社団法人タウンスペースWAKWAK

info@ts-wakwak.com
(担当:岡本・藤本)

 

〇本事業の要項・記入フォーム・記入例は以下からダウンロードしてください。

※申請書フォームについてはWordファイルをご利用ください。ダウンロードが上手くいかない場合は事務局へご一報ください。

・わくわく基金申請書フォーム(Word)わくわく基金申請書フォーム