2月3日(土)4年ぶりに「わくわく子ども食堂」を開催

 2020年2月に開催準備直前に中止となった「わくわく富田子ども食堂」を4年ぶりに復活。

地域に住む子どもからお年寄りの方までがごちゃごちゃに交わる交流の場所で誰でも参加できる共生型食堂です。

6回目の開催となる今回も地域・家庭・学校・行政・大学・企業との連携による多セクター共創、そして子どもが主役となり多くのボランティアによって創り上げる子ども食堂として実施。

クラシックライブや様々な文化体験を通して「地域に“つながり”の橋をかける」 がテーマです。

今日は午前9時にボランティア従事者・スタッフが集合してミーテイングと会場設営準備。

11時から富田ふれあい文化センター大ホールを会場にオープニングイベント

主催者代表挨拶の後、来賓を代表して濱田剛史市長からご挨拶を受け、「100万人のクラシックライブ」と富田小・赤大路小6年有志による「わたしからはじまるPeace Action」からスタートしました。

100万人のクラシックライブ」は音楽を通じて人のつながりを届けようと今回は阪急阪神HD(株)および阪急阪神未来のゆめ・まちプロジェクトの協賛により実現。

吉岡麻梨さんのピアノ、森田真梨恵さんのバイオリンによる演奏の後、富田小・赤大路小6年生有志が「平和」や「だれもが安心できる社会」日ついて発表。最後は生演奏をバックに「ビリーブ」を手話付きで合唱しました。プログラム2番目は風の子文庫による「子どもの貧困」をテーマにしたケイト・ミルナー作「きょうはおかねのないひ」(合同出版)の絵本の読み聞かせと富田子ども食堂の歩みの発表。

続いて、つるちゃんの街頭紙芝居の公演。軽妙なかけあいに小さな子どもたちも食い入るように見入っていました。

並行して、12時からお隣のサニースポットでカレーライスの提供。前日からボランティアスタッフのみなさんが仕込みをしていただいていて、大人300円・子ども100円で予定の300食をすべて提供。

 

午後からは乳幼児向けの「よちよちコーナー」で元保育所スタッフさんたちによるわらべ歌やお話し会。

「ふれあい遊びコーナー」では富田小・赤大路小6年生有志によるペットボトルボーリング、工作、魚釣りゲーム、「わくわくワールド」では大阪大学留学生等による世界地図輪投げなど盛りだくさんのコーナーで盛況でした。

ホール前では地域に広がる第三の居場所アクションネットワーク」の活動もパネル展示。午後3時に閉会しました。

 

 

今回のわくわく子ども食堂では富田小・赤大路小6年生の子どもたちが参加者受付やオープニング舞台司会、遊びコーナーも担当していただき大活躍。延べ来場者数は945名、ボランティアスタッフ従事者195名で総数1,140名の参加となりました。

 

また、ご多忙の中ご出席いただいた濱田剛史市長はじめ、野々上愛府議吉田章浩市議尾辻かなこ前衆議院議員、吉里泰雄(社福)高槻市社会福祉協議会会長、倉橋隆男(一社)高槻市人権まちづくり協会代表理事、黒藪同専務理事、志水宏吉大阪大学大学院教授、認定NPO法人全国こども食堂支援センターむすびえ阪急阪神HD(株)コニカミノルタ(株)市民公益活動サポートセンター金崎センター長はじめご来賓のみなさま。

物品等のご提供をいただいた認定NPO法人ふーどばんくOSAKAサンスター(株)宗教法人神峯山寺、富田の地酒・お漬物・歴史処笹井屋さんはじめ関係のみなさま。協力いただいた(一財)100万人のクラシックライブ様にも厚く御礼申し上げます。