「富田の盆踊り」として親しまれてきた江州音頭を「コミュニティ再生とまちづくり」として復活したのが2010年。
WAKWAKをはじめ富田地域の自治会・関係団体等が参画する「富田まち・くらしづくりネットワーク」を中心とする実行委員会によって2019年の第10回開催後、新型コロナ禍での3年間の中止をへて4年ぶりに待ちに待った「富田富寿栄盆踊り大会」が開催できました。
2日当日は朝9時から会場となる富田富寿栄公園で昨日に続いて会場設営。午後5時半から毎回、この祭りに出演いただいている「つるちゃん」こと塩崎おとぎ紙芝居博物館会員鶴谷光子さんによる「昔なつかしい街頭紙芝居」で子どもイベントがスタート。会場には5時前から親子連れが来場しはじめ開始5時半には各出店ブースに長蛇の列ができ大賑わい。街頭紙芝居にも就学前の小さな子どもたち、小学生らがつるちゃんの軽妙な語り口にすっかりとりこに。
主催者・ご来賓あいさつが始まる6時半には会場内もびっしりの人出で最高潮に。濱田高槻市長、笹内市議会議長、辻元参議院議員はじめ各級議員のご挨拶と紹介をうけて、いよいよ地元出身の天光軒新月ご一行による江州音頭がスタートしました。4年ぶりの開催となった祭りには前回を大きく上回るのべ1,600人のみなさんにご来場いただきました。ご来場者の自転車整理と誘導等警備スタッフもうれしい悲鳴。音頭の大太鼓を打つのは地元の富田富寿栄老人会有志のみなさん。生の大太鼓と音頭がこの祭りの自慢です。8時を過ぎると家族連れに変わって踊りのみなさんが中心になり、閉会の9時まで音頭に合わせた踊りの輪が続きました。
今年は天候の心配をすることなく開催できましたが、猛暑の中の設営準備には気を使いました。それでも「楽しかった。来年もぜひ開催してな!」という地元のみなさんの声を聴くと疲れも幾分癒されます。ご来場いただいたみなさん、出演いただいた鶴谷さん、天光軒新月ご一行、出店者のみなさん、祭り協賛・寄付者のみなさん。そして猛暑の中、会場設営準備をいただいたボタンティアのみなさんに心から感謝申し上げます。ありがとうございました。