NHK Eテレバリバラ「水平社宣言100年」をご覧いただいたみなさま
関係のみなさま
一般社団法人タウンスペースWAKWAK
事務局長 岡本 工介
NHK Eテレバリバラ【水平社宣言100年】
の取材の受け入れについて
この度は、NHK Eテレバリバラ【水平社宣言100年】をご覧頂き誠にありがとうございます。取材の受け入れ窓口(法人)として取材中含めこの間、地域内外からお問い合わせ、激励のお言葉を多数お寄せいただき事務局一同感謝いたしております。
≪取材をお受けした背景≫
・部落差別をはじめ様々な人権課題の解決および子どもから高齢者までの包摂型のまちづくりを目指すタウンスペースWAKWAKとしましては、今回の取材をお受けした背景として、全国水平社創立100周年を迎え部落差別の解消のための一助となればという願いから取材をお受けいたしました。
番組を通して部落差別の現実やその解消に向けての取り組み、活動する人をリアリティをもって感じていただくきっかけになればと願っております。
出演に際し、まちづくりを通していかにして部落差別をはじめ様々な社会課題を解決し次世代の子ども達に「このまちって素敵」「ここに生まれてよかった」と思えるまちをつくってゆけるのか(展望)を短い時間ながらも語っています。
≪センシティブな問題を扱うことについて≫
・今回、部落問題というセンシティブな課題を扱うことからNHKサイドと撮影の趣旨・目的等について慎重かつ綿密な事前打ち合わせを重ね、収録後も映像の編集方針等の連絡・調整を何度も重ね徹底したご配慮をいただいています。
・また、地域関係組織とも調整し、個人名は出すものの地区名は出さず、法人名も出さない方針としました。
≪今後の報道対応について≫
・今後も当法人においては、関係者の皆様の利益を最優先に考え、個人情報保護や守秘義務履行の徹底を図ると共に、当事者の皆様への通知や承諾なく報道機関による撮影を許可することはございませんので、安心してご参加下さい。
今回お寄せ頂いた皆様からのご厚情を胸に刻み、様々な差別の解消はもとより子どもから高齢者までの包摂型のまちづくりを行う当法人として、一人でも多くの当事者の居場所づくりやセーフティネットの構築のため事務局一同、一歩一歩少しずつできる範囲で進んでゆくとともに、関係機関との役割分担と積極的な連携協力の下、社会的排除を超え誰もがSOSを出せる支え支えられる社会の確立に向け、発展的に取り組みを進めていく所存です。つきましては、係る事情をご賢察の上、ご理解ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
以上