【お知らせ】わくわく基金採択団体発表

2024年3月13日

お知らせ

高槻市域子どもの居場所等運営団体向け「わくわく基金」募集につきまして、以下の通り発表いたします。

今回の助成事業は認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ（湯浅誠理事長）による「むすびえ・こども食堂基金2023年度」の助成をもとに高槻市域の子ども食堂はじめ子どもの居場所等運営団体を対象に5団体×30万（計150万円）の募集を実施しました。

タウンスペースWAKWAKとしても初めての試みでしたがオンライン説明会には市域10団体にご参加いただき、8団体から応募がありました。

申請書を拝見し日々のご活動で大変な中にもかかわらず思いを込めて活動されている様子が垣間見られました。活動と並行して助成金に応募していただきましたことをありがたく受け止めております。その中で良い結果をお伝えできなかった団体様も多く、大変心苦しい限りです。
選考内容についての個別の問合せには対応しかねます。ご理解くださいますようお願いいたします。

最後に、今回の申請事業の採否にかかわらず引き続きの連携および協働を改めてお願い申し上げます。

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○選考委員からのコメント

今回の審査では、こども食堂をはじめこどもの居場所運営の応援と校区の地縁組織等との連携という二つのことを軸にしたご提案を拝見させていただき、高槻市の中でこんなにも多くの、熱心な取り組みがされていることを改めて知ることができました。

こどもの居場所づくりを中心として、地区の民生委員・福祉委員との連携以外にも、様々な世代の連携や、医療、福祉、大学、NPO団体との連携など、多様なつながりにより、食支援や学びの支援にとどまらず、防災や食育、相談支援、子育て支援などが展開されていました。

今回のわくわく基金をもとに、これら取り組みが発展し、地域のネットワークがより豊かになっていくことを楽しみにしています。そのためにも、各地域での保育施設や学校、社会教育施設との連携がより進んでいくことを期待しています。また、今後は育まれたつながりにより、障がいのあるこどもや不登校、外国につながるこどもなどのマイノリティが包摂される居場所が高槻市内のあらゆるところに存在する、という未来が描かれればと思います。

○審査委員長　三木正博（地域から広がる第三の居場所アクションネットワーク　座長・元平安女学院大学子ども教育学部　学部長）

○審査委員　　新谷龍太朗（同志社女子大学現代社会学部現代こども学科　准教授）

○審査委員　　今井貴代子（大阪大学社会ソリューションイニシアティブ　招聘教員）

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○タウンスペースWAKWAK代表理事からのメッセージ

この度は、高槻市域子どもの居場所等運営団体向け「わくわく基金」助成への応募ありがとうございました。

今回の助成事業は認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ（湯浅誠理事長）による「むすびえ・こども食堂基金2023年度」の助成をもとに高槻市域の子ども食堂はじめ子どもの居場所等運営団体を対象に実施しました。

タウンスペースWAKWAKとしても初めての試みでしたがオンライン説明会には市域10団体にご参加いただき、8団体から応募がありました。審査は第1次書類審査、第2次オンラインヒアリング審査そして第3次学識経験者・選考委員による最終審査を経ました。

選考委員のみなさまで審査いただいた最大のポイントは、子ども食堂はじめ子どもの居場所運営のみならず市内の様々な社会的資源とのネットワーク形成がそれぞれの小中学校区でどう発展する可能性があるかという助成事業主旨との適合性でした。

応募いただいた団体それぞれが「誰一人取り残さない地域社会をつくる」という熱い思いをもって活動されていることが申請書からも多く読み取れました。

結果として今回不採択となった団体もその活動主旨は大いに共鳴できるものであり、採択された団体についても「こうした点を今後の活動の中で留意いただきたい」旨の付帯意見もつけさせていただきました。

今回の助成事業期間は2024年4月1日～10月30日というわずか7か月ですが、事業採択がゴールではなく他団体との連携や事業・組織の成長を促す糧として活用いただける事を願っています。タウンスペースWAKWAKも「地域に広がる第三の居場所アクションネットワーク」協働事務局として高槻市域における活動をイコールパートナーとしてしっかり応援サポートしていきたいと思います。

一般社団法人タウンスペースWAKWAK

代表理事　　岡本　茂

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