12月10日(水)午後から、11月に設立された官民連携団地再生まちづくりプロジェクトとして富田林市若松地区の視察を行いました。参加したのはWAKWAKスタッフ、富田富寿栄住宅自治会役員、富田支部役員、富田地区民生委員・児童委員さんはじめ7名。
本年4月開館したばかりの富田林市立多文化共生・人権プラザで( 一社)富田林人権協議会坂本代表理事、長橋事務局長らの出迎えを受け、館内をご案内いただき、その後会議室で市営若松団地の概要と指定管理業務等について説明いただきました。
若松団地は10棟354戸で富田富寿栄住宅とほぼ同規模です。民間事業者への指定管理者制度移行を受け、地元の人権協会が「人に寄り添う、入居者を支えるサービス提供」としての自主事業提案し、民間事業者から一部業務委託を受けて、入居指導相談、集会所管理運営等を行っています。
契約期間5年毎の更新という制約の中で、団地自治会で構成されるまちづくり協議会とともにいかに入居者のくらしを支える事業を展開していくかが課題。社会課題が集積する公営住宅において「困った入居者でなく、困っている入居者」として支えあう住民同士のつながりの重要性の指摘が特に印象的でした。
その後、地区内を案内いただきながらフィールドワーク。各所に運動の歴史が感じられ有意義な街歩きでした。








